無足場工法とは

小規模、部分的な作業でも足場が必要とされていますが無足場工法では足場の設置に時間が取られることがないので、早急に本工事を進めることが出来ます。改修工事では足場の組み立て・解体の費用がその予算の多くを占めています。無足場工法ではそれらの予算分をワンランク上の塗装材料等に計上し、お客様の建物資産価値を高めることが出来ます。更なる利点として隣のビル・マンションなどと隣接する部分が大変狭く敷地を借りなければ足場が立たないなどの問題がなく、組み立て、解体工事で発生する騒音などございません。また、居住者の方達が一番心配される足場から第三者が侵入する不安がなく、工事中、メッシュシートなど長く日差し、風通しを妨げる物がないので快適に生活していただくことが可能です。

形状上、無足場工法で 作業出来ない建物がある

建物が下記の条件に当てはまる場合、無足場工法での作業が行えません。

・タワーマンション・高層ビルなど ※10階程度まで作業は可能です

・建物の一部が突出している箇所の作業は不可

・屋上に丸環、構造物などロ-プ作業の吊元がない場合※笠木、パラペットにパラペットクランプ(特殊器具)又はアンカーを打ち込めれば作業可能

当社では作業時のロープにメインロープと補助ロープの2本を使用。工具はすべて落下防止のカールコードで接続し、塗装の飛散や必要箇所には警備員の配置や、メッシュシートの設置を行っています。